相手を信頼すること
言葉で言うことは簡単ですが、実践はとっても難しいものです。
とくに見知らぬ相手のことを「いきなり」信頼することは難しいことでしょう。
しかし知らない相手ですら、信頼をベースに付き合いを始めることができれば、それはとても素晴らしい世界だと思います。
この記事ではまず知らない相手でも信頼をまずしてあげることから始めるお話をしたいと思います。
信頼とい心を体を使って体験してみる
信頼という心の作用を目に見える形にすることは非常に難しいものです。
「信頼してください」と口でいってもなかなか実感がもてないのではないでしょうか?
ヨガの基本である。心を死滅すること。このことをまず体を使って実現します。
動かなくても心地よい体作りから生まれたアーサナ。この例があるように、難しい心の動きは体の動きを通して実感することがとっても大切です。
はじめの人でも信頼ベースで接することができるようになるワークを少しやってみましょう。
まずは二人一組になります。
そのご一人は直立し、もうひとりは後ろに回ります。
直立した人は後ろに倒れ込みます
それをもうひとりの人は支えてあげます。
最初は小さい角度から、徐々に大きくしていきましょう。
最初は恐怖倒れることすら躊躇してしまいます。
けれど相手とまずはしっかりとコミュニケーションをとり、徐々に体をあずけていくと、どんどん倒れる角度が大きくなっていきます。
このように体をつかって、相手を信頼することを学ぶ
相手に任せることを学ぶ
そして現実で、その体の感覚で、その心の感覚で人と接すること
それができれば、人との関係がちょっとづつかわっていくのではないでしょうか?